新約聖書注解 3
コロサイ→黙示録
目次
著者による序文
編集者により序文
コロサイ人への手紙
和解
クリスチャンホーム
テサロニケ人への手紙 第一
主の再臨
終わりのときのしるし
きよめ
テサロニケ人への手紙 第二
携挙と地上再臨
教会の携挙
牧会書簡について
テモテへの手紙 第一
テモテへの手紙 第二
テトスへの手紙
長老
クリスチャンとこの世
ピレモンへの手紙
ヘブル人への手紙
背教
今日へのメッセージ
ヤコブの手紙
十戒
神のいやし
ペテロの手紙 第一
クリスチャンの服装
バプテスマ
ペテロの手紙 第二
ヨハネの手紙 第一
死に至る罪
ヨハネの手紙 第二
ヨハネの手紙 第三
ユダの手紙
ヨハネの黙示録
この注解書は、普通のクリスチャンが聖書を本格的に学びたいときに役立つことでしょう。
けれども、どんな注解書でも聖書に取って代わることはできません。注解書にできることと言えば、おおよその意味をわかりやすく説明し、読者がさらに聖書を学ぶように仕向けることだけです。
この注解書には、むずかしいことばや専門用語は用いていません。学術的、神学的なものではありません。
たいていの信者は聖書の原語に通じてはいませんが、みことばから実際的な利益や恩恵を受けることは、だれにでも可能なのです・・・
どんなクリスチャンでも
『真理のみことばをまっすぐに説き明かす、恥じることのない働き人』
(テモテⅡ 2章15節)
になれると確信しています。
(「著者による序文」より抜粋)
本書をどのように用いるか
① もし読者が聖書を愛しておられるのなら、この本のページをぱらぱらめくってあちらこちら拾い読みされるだけでも、本書の内容を味わい、楽しむことができるでしょう。
② 読者は、ある一節(あるいは段落)に関して疑問をもっておられるかもしれません。文脈にも考慮しながら調べてみてください。きっと良い手がかりを見いだされることでしょう。
③ もし読者が特定の教理、たとえば安息日、バプテスマ、選び、三位一体といったテーマについて学んでおられるなら、そのことを扱っている箇所を調べるとよいでしょう。目次を参照くだされば、どのようなテーマが特に解説されているかがわかります。
本書で取り上げていない主題に関しては、聖書語句辞典を用いることによって、聖書のどこでその問題が扱われているかを見いだしてください。
④ 読者が属しておられる集会(教会)の学び会、聖書研究会、日曜学校などで、
新約聖書を順番に学んでおられるかもしれません。該当箇所を前もって読んでおけば、大いに役立つことでしょう。(他の人たちにも本書を用いていることがわかれば、あなたは他の注解書も欲しくなるかもしれません。)
⑤ 最終的には、どのクリスチャンも聖書全体を読み通すべきです。
どの書巻にも難解な箇所があるので、本書のように詳細かつ保守的な本を用いることによって、あなたの学びの質や能力は大いに高められることでしょう。
(「編集者による序文」より抜粋)